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内臓の裏にある大動・静脈

内蔵を横にどかしてみました。出てきたのは、赤色と青色が鮮明な太い2本の管です。赤いほうが大動脈、青いほうが大静脈です。心臓からダイレクトに下りてきています。
図の下半分の辺りで2本の血管が枝分かれしていますが、この分岐点のすぐ上がおヘソの位置になります。
大動・静脈の両脇には背面に沿って楕円形の腎臓があります。腎臓はこの大動脈から直接血液の供給を受けています。腎臓の上には副腎皮質ホルモンを分泌する副腎があります。

体表からは大動脈にも大静脈にもアプローチできます。おヘソの上の中心線に沿って指を当てると、大動脈の拍動(脈)を感じることができますが、動脈硬化の場合は拍動が硬く、虚弱体質の場合は拍動が弱く感じられます。

                                

大動脈の圧迫

大動脈は心臓からの血液を足先に至るまで運搬し、大静脈は老廃物を収集するための主要な経路で、胃、腸や肝臓などの裏側に背骨に沿って走向しています。そのため、腸が冷えたり内臓が硬くなったり、あるいは硬結や「しこり」ができると大動脈が圧迫されて周囲の臓器に十分に血液を届けることができなくなりますし、下半身に血が通わなくなり、下腿の冷えや骨盤内の臓器異常の原因になります。また、大静脈が圧迫されると老廃物を除去することができなくなり、下腿のむくみが起きたり静脈瘤ができたりします。
また、血流の悪化は周囲の筋組織などの軟部組織の硬化も引き起こすので、リンパ液の流れも低下して浮腫(むくみ)が起こるようになります。 >次へ
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