- キネシオロジーとは
- はじめに
- キネシオロジーの定義
- 基礎知識
- 治癒能力
- エネルギーシステム ★
- 筋肉モニタリング
- 幸せのツール
- 幸せへの道しるべ
- 自分を知る
- 身体は全てを表現する
- 身体の声を聴く
- キネシオロジーと健幸
HSKキネシオロジスト
Futoshi Sonoyama
お問い合わせフォーム
◆ エネルギーシステムの不均衡(imbalances in the energy systems)
キネシオロジーで扱っているものの一つがエネルギーです。これを伝統的な東洋の医学では「気」や「プラーナ」などと呼んできました。
エネルギーは、今日の量子物理学において宇宙の根源的要素として辿り着いた森羅万象の本質です。私たちの物理的身体も、思考や感情も、そのすべてがエネルギーであることが確かめられています。
このエネルギーは私たちの身体においてシステムとして構成され、さまざまな角度から健康と福祉の目的を実現するために働きかけています。
構造的システム、生化学的システム、精神的システム、感情的システム、さらに霊的システムなど、そのどれもがお互いに関連しあいながら全体としては一つのユニットとして、健康と福祉という目的を実現するために自己回復能力(治癒能力)の一部ともなって働き続けます。このエネルギーシステムの働きをみていると、私たちは健康と福祉を実現するために生まれてきているということがはっきりと理解できます。
これらのエネルギーシステムの内のいずれかが、何らかの理由で働けなくなると、機能不全を起こしているシステムをサポートするために、他のシステムに負担がかかります。これは既に、ユニット全体として不均衡が生じている状態です。このとき身体は、自己回復能力(治癒能力)を作動させて機能不全の改善に努めますが、それでも機能不全が改善されない場合には、いずれかの予期せぬシステム上での問題として顕在化されるレベルにまで進行することになります。エネルギーシステムが不均衡な状態であるとき、自己回復能力(治癒能力)は不活性な状態にあります。
西洋医学でいうところの「未病」とは、エネルギーシステムの不均衡が軽度に進行した状態であり、同じく「病気」とは、エネルギーシステムの不均衡がさらに進行して顕在化された状態であるといえるでしょう。